吉川英治三国志(特装版(一))
吉川英治三国志(特装版(一))は、
三国志DVDデータファイル(全32巻マガジン)の中にある応募券を集め、
講談社へ送ると当時頂けた品物(購入特典)だったと思います。
そして講談社より送られるのが、吉川英治三国志(特装版)の豪華本でした。
吉川英治三国志(愛蔵版 全四巻)
特装版の中の内容ですが、他で入手可能な吉川英治三国志と内容は同じです。
他にも同じ内容の吉川英治三国志がありますが、今回は愛蔵版を参考画像として使いたいと思います。
特装版は見開きから「桃園の巻(後漢の建寧元年のころ・・・)」から始まるわけですが、
愛蔵版は最初にカラーイラストや説明文などが添えられています。
そこから愛蔵版は特装版同様に、
「桃園の巻(後漢の建寧元年のころ・・・)」が始まっていく流れとなります。
吉川英治の三国志に影響を受けた方は多く、近代日本で三国志を広めた先駆者の一人です。
ちなみに美周郎(周瑜)や弓腰姫(孫夫人)という言葉ですが、
もともとは吉川英治の三国志の中で生み出された言葉でもあったりします。
そして吉川英治の三国志がなければ、
横山光輝の三国志も生まれなかったと言えるほどに大きな影響を与えた人物でもあります。
これまで読まれた事がない方は、一度手に取って読んでみるのも一興かと思いますね。