先見の明(先見之明) 「先見の明」という故事成語(四字熟語)がありますが、 将来(未来)のことを見通す事ができる能力などとして使われます。 今では当たり前のように使われる事の多い言葉ですが、 この語源の誕生 […]
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白波(しらなみ -白波賊-)
白波(しらなみ) 日本でもお酒の名前としても耳にする白波ですが、 もともとの語源は中国の後漢末期の頃にまでさかのぼります。 184年に張角率いる黄巾賊が反乱を起こしたことで知られていますが、 黄巾賊が鎮圧さ […]
二十五史(中国の正史)&三国志(陳寿)
正史(正式な歴史) 陳寿の著した「三国志」を「正史」と言いますが、 「正史」の本来の意味は「正しい歴史」という意味ではありません。 これは結構勘違いしている人も一定数いたりしますが、 実際は国が認めたという […]
公孫淵を祀る常世岐姫神社(八王子神社)
公孫淵(燕王/遼東公孫氏) 魏(曹叡)と呉(孫権)を相手に、 二股外交の綱渡りをした人物と言えば、 叔父である公孫恭から遼東太守の座を奪い取った公孫淵があげられますが、 燕王を自称したりとやりたい放題をやっ […]
呉夫人の薦めで、孫権の正妻となった謝夫人
謝夫人 -謝煚の娘- 謝夫人は、謝煚の娘として誕生しています。 謝氏の一族は、会稽・山越方面で名が通った一族で、 そこに目をつけたのが孫権の母親である呉夫人でした。 そこから謝夫人は孫権へと嫁 […]
何晏に関する世説新語の逸話六選
「世説新語」は、 三国時代より更に後の時代にあたる南朝(宋王朝)時代に、 劉義慶によって編纂されたものになります。 ここには後漢末期の人物から、 東晋までの人物についての逸話が集められたものに […]
李儒 -董卓を大魔王へ仕立て上げた参謀-
董卓の腹心と言えば、 間違いなく名前があがる人物の筆頭に李儒りじゅがいると思います。 まず初めに言っておくと、李儒は陳寿「三国志(正史)」には登場しません。 そしてそれをいい事にかは分かりませ […]