劉備と諸葛亮(孔明)の関係性を一番に良く表した言葉が、
「水魚の交わり」という言葉だと思います。
~水がなければ魚は生きていけない~
つまり「諸葛亮がいなければ、私は生きていけない。」という意味になるわけですね。
これ以外に劉備と諸葛亮の二人が絡んだ用語としては、
「三顧の礼」という言葉もあったりします。
水魚の交わり
「水魚の交わり」とは、劉備と諸葛亮の関係を表した言葉で、
信頼できる相手に対して使われる言葉です。
そもそもこの言葉が生まれた経緯としては、
劉備と諸葛亮は毎日のように、今後の展望について語り合っていました。
しかしそれを面白く思わなかったが、長年劉備に仕えていた者達でした。
特に劉備と付き合いが深い関羽と張飛にいたっては、不満が膨れ上がったようで、
我慢の限界にきた二人は、劉備に直訴しています。
劉備は関羽・張飛の二人に対して、
「私と諸葛亮の関係は、魚と水のようなものである。
魚は水がなければ生きてはいけない。理解してくれ。」と語ったといいます。
それを聞いた関羽・張飛の二人は、それ以上言い返すことができなかったといいます。
「水魚の交わり」は、こういういきさつから生まれた言葉だということですね。