偽撃転殺の計

 

曹操が張繍を攻め、城を包囲した時のことです。

張繍が守っていた城の東門が修理中でした。

 

これに目を付けた曹操は、

全ての兵士に東門とは逆の西門を攻撃させました。

 

まずは西門を全力で攻撃する事で、張繍軍を西門に集めようとしたのです。

この曹操の攻撃は三日三晩続きます。

 

そして三日三晩攻撃した後、

半分の兵を夜陰を利用して東門を攻撃させます。

 

この作戦を偽撃転殺(ぎげきてんさつ)の計といいます。

虚誘掩殺の計

 

曹操が偽撃転殺(ぎげきてんさつ)の計により、

西門をあっさりと突破し、場内になだれ込んできます。

 

曹操の作戦は成功したかに見えましたが、

その瞬間、曹操に向かって、一斉に矢が放たれます。

 

曹操の作戦は、

張繍に仕えていた賈詡に読まれていました。

 

相手の裏の裏を読んだこの作戦を

「虚誘掩殺(きょゆうえんさつ)の計」といいます。

 

偽撃転殺の計あってこその虚誘掩殺の計だと言えるかと思います。