「三曹七子」とは、 曹操・曹植・曹丕と建安七子を合わせて呼ばれた総称になりますが、 ここでは戦役で遠く離れた夫を想う妻の切ない気持ちが詠まれている、 曹丕の「燕歌行」を紹介したいと思います。 […]
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世説新語&三国志演義の七歩詩(原文・書き下し文・翻訳)
「三国志演義」に登場する曹植の「七歩詩(七歩の詩)」。 「七歩の才」と呼ぶこともありますが、 これはもともと「世俗新語」に記載があるものを、 「三国志演義」に取り入れられているものとなっていま […]
「苦寒行(曹操)」の全文&書き下し文&翻訳
「苦寒行くかんこう」は、 袁紹の甥にあたる高幹が反乱を起こした際に、 曹操が自ら太行山脈を越えて高幹討伐の際に作った詩であり、 曹操が北方での自然の驚異に苦しんだ事をうかがい知れる内容になっていますね。 & […]
諸葛亮が好んで口ずさんだ「梁父吟(梁甫吟)/詩」
諸葛亮が好んでよく口ずさんでいたのが「梁父吟りょうほぎん」という詩です。 もともと泰山の麓にある「梁父」という地名にまつわる故事でもあり、 「梁父吟」は「梁甫吟」と言われたりもしています。 & […]
曹操・曹丕・曹植・建安七子合わせて「三曹七子」
「三曹七子」とは!? 196年 – 220年の時代を建安時代と呼びますが、 曹操を筆頭に「五言詩」による詩文学が大きく発展したことからそう呼ばれています。 「五言詩」は、もともと漢 […]
曹操を代表する「短歌行(其ノ一)」の内容とは!?
漢詩を紹介する中で、この名文は外せません。 曹操の「短歌行たんかこう」ですね。 三国時代を代表する人物である曹操ですが、 文学の発展にも大きな貢献をした人物だというのは忘れてはいけません。 は […]
諸葛亮を讃えた杜甫の詩「蜀相・八陣の図・古跡を詠懐す」
杜甫と言えば中国文学上の最高峰の詩人の一人であり、 「詩仙」と呼ばれた李白と並んで「詩聖」とよばれたほどの人物でした。 どちらも同じ時代(唐)を生きた者達で、 二人が後世に与えた影響ははかりしれないものでし […]