阮籍(竹林の七賢) 三国志の時代には、清談に熱中した知識人達がいました。 その代表的な人物が竹林の七賢と呼ばれた七人の知識人になります。 阮籍(げんせき) 嵆康(けいこう) 山濤(さんとう) 劉伶(りゅうれい) 阮咸(げ […]
「世説新語」タグの記事一覧
左思 -「三都賦」&「洛陽の紙価を高からしむ(洛陽紙貴)」-
「三都賦」で知られる左思(太沖) 左思さしは字を太沖といい、斉国臨淄県の出身になります。 斉国臨淄県というのは、かつて戦国時代の斉の首都があった場所です。 三国時代で言えば青州にあたるので、 青州と考えても […]
世説新語&三国志演義の七歩詩(原文・書き下し文・翻訳)
「三国志演義」に登場する曹植の「七歩詩(七歩の詩)」。 「七歩の才」と呼ぶこともありますが、 これはもともと「世俗新語」に記載があるものを、 「三国志演義」に取り入れられているものとなっていま […]
諸葛瑾 -孫権から絶大な信頼を得た諸葛亮の兄上-
諸葛瑾の出生について 劉備に仕えた諸葛亮の兄にあたるのが諸葛瑾ですが、 父親は一般的に諸葛珪だと言われています。 ただ諸葛瑾と諸葛亮の父親や母親が違う説(異父説や異母説)も普通にあるのも事実で […]
華歆・邴原と合わせて「一匹の龍」と並び称された管寧
龍尾に例えらえた管寧(幼安) 管寧はかつて斉国の名宰相として名を残した管仲の末裔とされている人物ですが、 甘寧の両親の名は今に伝えられていません。 そんな管寧ですが、管寧が16歳の頃に父親を亡くしており、 […]
何晏に関する世説新語の逸話六選
「世説新語」は、 三国時代より更に後の時代にあたる南朝(宋王朝)時代に、 劉義慶によって編纂されたものになります。 ここには後漢末期の人物から、 東晋までの人物についての逸話が集められたものに […]
孫休 -雉好き×雉狩り皇帝の異名の持ち主-
呉の第三代皇帝である孫休といえば、 学問を非常に好んだ人物ですが、他にも好んでいた趣味がありました。 それは雉きじ狩りだったんですが、 孫休の雉狩りについての逸話が世説新語に乗っていたりします […]
呉の四姓(顧氏・陸氏・朱氏・張氏)
名士の中でも江南に、 「呉の四姓」と呼ばれた有名な一族がいました。 呉の四姓とは簡単に言ってしまえば、 「顧氏」「陸氏」「朱氏」「張氏」の事を指すのですが、 実際孫策・孫権政権には、こういった […]