「三曹七子」とは、 曹操・曹植・曹丕と建安七子を合わせて呼ばれた総称になりますが、 ここでは戦役で遠く離れた夫を想う妻の切ない気持ちが詠まれている、 曹丕の「燕歌行」を紹介したいと思います。 […]
「三国志関連の漢詩・詩歌」の記事一覧
世説新語&三国志演義の七歩詩(原文・書き下し文・翻訳)
「三国志演義」に登場する曹植の「七歩詩(七歩の詩)」。 「七歩の才」と呼ぶこともありますが、 これはもともと「世俗新語」に記載があるものを、 「三国志演義」に取り入れられているものとなっていま […]
「苦寒行(曹操)」の全文&書き下し文&翻訳
「苦寒行くかんこう」は、 袁紹の甥にあたる高幹が反乱を起こした際に、 曹操が自ら太行山脈を越えて高幹討伐の際に作った詩であり、 曹操が北方での自然の驚異に苦しんだ事をうかがい知れる内容になっていますね。 & […]
出師表(前出師表)の全文&書き下し文&翻訳
出師表 建興五年(227年)に諸葛亮が北伐に向う際に、 劉禅に上奏したのが「出師表」になります。 「出師表」には、諸葛亮の遺言とも思えるような内容も含まれており、 それだけの覚悟をもって北伐に望んだ諸葛亮の […]
「出師の表で涙しない者は不忠」と言い出したのは誰?
「出師の表」と言えば、 諸葛亮が北伐時に劉禅に上奏したものになりますが、 多くの人々の心を揺るがし、名文として今日に伝わっているものになります。 そしていつからか「出師の表」を読んで、 涙を流 […]
諸葛亮が好んで口ずさんだ「梁父吟(梁甫吟)/詩」
諸葛亮が好んでよく口ずさんでいたのが「梁父吟りょうほぎん」という詩です。 もともと泰山の麓にある「梁父」という地名にまつわる故事でもあり、 「梁父吟」は「梁甫吟」と言われたりもしています。 & […]
「短歌行(曹操)」と「子衿(詩経)」の共通点から見る漢詩の面白さ
曹操の代表作には「短歌行」という詩がありますが、 これは曹操が優れた人物を強く求めるといった内容になっています。 ただ三国志演義や映画のレッドクリフでも 曹操の「短歌行」は採用されており、知ってる人も多いの […]
曹操・曹丕・曹植・建安七子合わせて「三曹七子」
「三曹七子」とは!? 196年 – 220年の時代を建安時代と呼びますが、 曹操を筆頭に「五言詩」による詩文学が大きく発展したことからそう呼ばれています。 「五言詩」は、もともと漢 […]