劉備と諸葛亮の関係性を一番良く表した言葉が、
「水魚の交わり」という言葉だと思います。
「水がなければ魚は生きていけない・・・」
つまり諸葛亮がいなければ私は生きていけないという意味になるわけですね。
他にも劉備と諸葛亮の二人が絡んだ用語としては、
「三顧の礼」があったりします。
水魚の交わり
「水魚の交わり」とは、劉備と孔明の関係を表した言葉で、
信頼できる相手に対して使われる言葉です。
そもそもこの言葉が生まれた経緯としては、
劉備と諸葛亮は毎日のように、
今後の展望について語り合っていました。
しかしそれを面白く思わなかったが、
長年劉備に仕えていた者達だったわけでして・・・
ましてや劉備と兄弟同様の付き合いをしていた関羽と張飛にいたっては、
尚更そういった不満が膨れ上がったようです。
そしてとうとう劉備に直訴!!
劉備は関羽・張飛の二人に対して、
「自分と孔明の関係は、
魚と水のようなものなのだ!
魚は水がなければ生きられない・・・
分かってくれ!!」と語ったといいます。
それを聞いた関羽・張飛の二人は、
それ以上言い返すことができず、納得するしかなかったようです。
「水魚の交わり」は、
こういういきさつから生まれた言葉だということですね。