三国名臣(序賛)

東晋の袁宏えんこうが著した「三国名臣(序賛)」には、

三国(魏・呉・蜀)時代を代表する二十名を「名臣」として選出しています。

 

「三国名臣(序賛)」は「文選」に収められているもので、今に伝わる資料であるのは余談です。

 

「三国名臣(序賛)」の中に選ばれた者達は、大方が納得ができる人物ですが、

袁宏の先祖である袁渙が入ってる事には、少し忖度をしてる感じは否めないですね。

 

ただ袁渙以外にも「何故この人物なのだろう」という人物が入っているのも正直なところですが・・・

 

次に呉蜀で気になる人物としては、蜀のメンバーに黄権が入っている事でしょう。

 

私的には大きく納得できる人選だったりしますが、

本来であれば後に魏に仕えた黄権ではなく、法正や費禕辺りが選出されるのが自然でしょうからね。

魏(九名)

  • 荀彧
  • 荀攸
  • 袁渙
  • 崔琰
  • 徐邈
  • 陳羣
  • 夏侯玄
  • 王経
  • 陳泰

呉(七名)

  • 周瑜
  • 張昭
  • 魯粛
  • 諸葛瑾
  • 陸遜
  • 顧雍
  • 虞翻

蜀(四名)

  • 諸葛亮
  • 龐統
  • 蒋琬
  • 黄権